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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性


本日の為替市場では、米長期金利の上昇を背景に、ドルが堅調な動きを見せる可能性が高い。17日にドル・円は東京市場で149円台後半から150円を超えるまで上昇し、18日も引き続き150円台での取引が予想される。一方で、欧州中央銀行(ECB)は、10月17日の理事会で主要政策金利と中銀預金金利をそれぞれ0.25%ポイント引き下げることを決定。これによりECBはインフレ抑制から経済成長支援へと焦点をシフトした。ECBのラガルド総裁は記者会見で、ディスインフレーションが順調に進んでいるとコメントしており、12月に追加の利下げを行う可能性を示唆した。

*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性 17日のドル・円は、東京市場では149円25銭から149円79銭まで反発。欧米市場では149円47銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)は10月17日開催の理事会で主要政策金利を0.25pt引き下げて3.40%、中銀預金金利を0.25pt引き下げ3.25%とすることを決定した。金利引き下げは予想通り。市場参加者の間からは「ECBの焦点がインフレ抑制から経済成長支援にシフトしたことが確認された」との声が聞かれている。ECBは政策金利について「今後のデータに基づいて会合ごとに決定を下す」と表明している。ただ、ラガルドECB総裁は記者会見で「ディスインフレーションのプロセスが順調に進んでいると見なしている」と述べており、12月に追加利下げを実施する可能性は十分ありそうだ。

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