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米国株見通し:底堅い値動きか、米大統領選に向け討論会に注目


*13:40JST 米国株見通し:底堅い値動きか、米大統領選に向け討論会に注目 (13時20分現在)

S&P500先物      5,477.25(-2.25)
ナスダック100先物  18,654.00(-38.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は36ドル安。米金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


9日の主要3指数は反発。序盤のプラスを維持しナスダックは2日ぶりに、S&Pは5日ぶりに上昇へ転じ、ダウは484ドル高の40829ドルで引けた。材料難で動きづらいなか前週末の調整売りの反動により週明けはハイテクや景気敏感、消費、金融など主力株の買戻しが先行。この日発表されたNY連銀調査による長期5年のインフレ見通しはやや低下し、連邦準備制度理事会(FRB)の4年超ぶりの利下げを期待した買いが続いた。


本日は底堅い値動きか。今週発表の消費者物価指数(CPI)が注目され、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、政策金利引き下げを織り込む展開となりそうだ。利下げ幅0.50%への期待も根強く、売りづらい地合いに。一方、今晩の米大統領選に向け民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領による候補者討論会が焦点。財政政策運営をめぐる見解が株買いにつながるか注目され、指数を押し上げる可能性もあろう。



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