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8月16日のNY為替概況


*04:04JST 8月16日のNY為替概況 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円63銭まで下落後、148円25銭まで上昇し、引けた。

米シカゴ連銀のグールズビー総裁の「労働市場と一部の景気先行指標で警告サインが点灯」とのハト派発言や、米7月住宅着工件数がパンデミックによる経済封鎖直後2020年来の低水準に落ち込んだため金利低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、8月ミシガン大学消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率が予想を上回ったため買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.0982ドルへ弱含んだのち、1.1013ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、162円30銭まで下落後、163円02銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは1.2881ドルから1.2936ドルまで上昇。押し目から、英国の小売売上高の改善でポンド買いが強まった。

ドル・スイスは0.8665フランから0.8697フランのレンジで上下に振れた。

[経済指標]

・米・7月住宅着工件数:123.8万戸(予想:133.3万戸、6月:132.9万戸←135.3万戸)
・米・7月住宅建設許可件数:139.6万戸(予想:142.5万戸、6月:145.4万戸←144.6万戸)
・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:67.8(予想:66.9、7月:66.4)
・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:2.8%、7月:2.9%)
・米・8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(予想:2.9%、7月:3.0%)

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