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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い先行も米CPIにらみドル売り縮小


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い先行も米CPIにらみドル売り縮小 11日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日銀による緩和的な金融政策の修正が見込まれ、円買い先行の見通し。ただ、次の焦点となる明日の米消費者物価指数(CPI)を見極めようと、ドル売りは限定的となりそうだ。

前週末に発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったが、失業率は昨年10月以来の3.9%に悪化、平均時給は低下の市場観測を下回った。それを受け、短期的に米金利安・ドル安に振れた。ユーロ・ドルは1.0980ドルまで上昇後に1.0940ドル台へ失速し、ドル・円は146円半ばまで下落後147円付近に持ち直した。週明けアジア市場は円買い先行も、ドルはショートカバーで小幅に値を戻した。

この後の海外市場は日米の金融政策にらみ。日本の賃金上昇を背景に日銀は来週の金融政策決定会合でマイナス金利解消に踏み切るとみられ、円買いが主要通貨を下押しする展開となろう。ただ、今晩は材料が乏しく、前週のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長によるややハト派的な議会証言や強弱まちまちの雇用統計を消化。FRBの利下げ時期は6月以降とみられるなか、米CPIをにらみドルの過度な下げは想定しにくい。

【今日の欧米市場の予定】
・24:00 米・2月NY連銀1年インフレ期待(1月:3.00%)

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