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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、150円付近で攻防も日本の円安けん制で


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、150円付近で攻防も日本の円安けん制で 28日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。日米金利差を背景にドル高・円安が続き、米経済指標が堅調なら節目の150円を上抜ける可能性はあろう。ただ、日本の円安けん制でドルの一段の上昇は抑制されそうだ。

前日の取引は原油高でインフレ再加速への警戒感が広がるなか、予想外に堅調だった米耐久財受注は金融引き締め方針を後押し。米10年債利回りは騰勢を強め、ドル買い地合いは継続。ユーロ・ドルは支持線として期待された1.05ドルを一時割り込み、ドル・円は年初来高値を更新し149円70銭まで値を切り上げる場面もあった。本日アジア市場で円安は抑制されたが、ドル選好地合いで節目の150円が意識された。

この後の海外市場はFRBの引き締め継続の思惑から、ドル選好地合いに変わりはない。今晩発表の新規失業保険申請件数は前週から増加が予想されるものの、8月半ば以降は予想よりも強い内容が続き、好調な雇用情勢が示されれば金利高・ドル高に振れやすい。ただ、ドル・円は昨年の高値151円95銭が射程圏内に入り、150円台に浮上すれば日本政府による為替介入と市場関係者はみているためドルの上値は重くなりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・18:00 ユーロ圏・9月景況感指数(予想:92.4、8月:93.3)
・21:00 独・9月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.6%、8月:+6.1%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:20.1万件)
・21:30 米・4-6月期GDP確定値(前期比年率予想:+2.2%、改定値:+2.1%)
・22:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演(ピーターソン国際経済研究所)
・23:00 米・8月中古住宅販売成約指数(前月比予想:-1.0%、7月:+0.9%)
・02:00 米財務省・7年債入札
・02:00 クック米FRB理事講演
・05:00 パウエル米FRB議長タウンホール会議主催(教育関係者)
・08:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(金融政策)

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