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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりもドル買い一服


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりもドル買い一服 14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ高止まりを受け、ドル買い基調は継続。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針をさらに後押しする材料にはならず、ドル買いは小幅にとどまりそうだ。

前日発表された米消費者物価指数(CPI)で総合は上振れ期待を上回り、インフレ高止まりを示した。一方で、コア指数は鈍化予想と一致したほか原油高は一服。金融引き締め維持への観測を弱め、発表直後に上向いた長期金利の失速でドル買いは後退。ユーロ・ドルは1.0720ドル台で底堅く推移し、ドル・円は147円前半で伸び悩んだ。本日アジア市場もその流れを受け継ぎ、ドル・円は上値の重さが目立っている。

この後の海外市場は引き続き米インフレ指標にらみ。今晩の生産者物価指数(PPI)もCPI同様、コア指数の鈍化、総合の加速が予想される。同時に発表される小売売上高は前回を下回る見通しで、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け市場は政策金利据え置きを織り込む。FRBの利上げについて年内にあと1回とのメーンシナリオを支える新たな材料が出現しなければ、金利高は抑えられドル買いは入りづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・21:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.25%に据え置き予想)
・21:30 米・8月小売売上高(前月比予想:+0.1%、7月:+0.7%)
・21:30 米・8月生産者物価指数(前月比予想:+0.4%、7月:+0.3%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:21.6万件)
・21:45 ラガルドECB総裁会見
・23:00 米・7月企業在庫(前月比予想:+0.1%、6月:0.0%)

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