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NY為替:米8月PMI悪化で追加利上げ観測後退


*06:46JST NY為替:米8月PMI悪化で追加利上げ観測後退 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、145円60銭から144円54銭まで下落し144円88銭で引けた。英欧の低調な経済指標を受けた欧州通貨売りでドル買い優勢で始まったのち、米8月PMI速報値も予想以上に悪化したため連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が緩和し、米長期金利の低下に伴いドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0803ドルまで下落後、1.0870ドルまで上昇し、1.0863ドルで引けた。ユーロ圏PMIが予想以上に悪化したため欧州中央銀行(ECB)の9月追加利上げ観測が後退し、ユーロ売りに拍車がかかった。その後、米国のPMIも予想を下回ったため金利低下に伴うドル売りに上昇に転じた。ユーロ・円は、156円87銭まで下落後、157円45銭まで上昇。リスク選好の円売りに底堅く推移。ポンド・ドルは、1.2615ドルへ下落後、1.2736ドルまで上昇。予想を下回った英PMIを受けて英中銀の追加利上げ観測後退に伴うポンド売りが継続したのち、米金利低下に伴うドル売りに反発。ドル・スイスは、0.8815フランから0.8774フランまで下落した。

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