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米国株見通し:伸び悩みか、中国貿易統計を嫌気も


*13:52JST 米国株見通し:伸び悩みか、中国貿易統計を嫌気も (13時30分現在)

S&P500先物      4,528.25(-9.50)
ナスダック100先物  15,437.00(-48.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は弱含み、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は下げ止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


7日の主要3指数は反発。序盤から買いが先行し、ナスダックとS&Pは5日ぶりに上向き、ダウは407ドル高の35473ドルと4日ぶりにプラスへ転じた。前週末にかけて軟調地合いが続き、自律反発狙いの買いが強まった。一方、ボウマン連邦準備制度理事会(FRB)理事は追加利上げの必要性を強調した半面、ウィリアムズNY連銀総裁は来年の金利低下の可能性に言及。金利安でハイテク関連が買い戻され、指数の上昇に寄与した。


本日は伸び悩みか。前週末の雇用統計で非農業部門雇用者数は低調となった、低水準の失業率や堅調な平均時給が改めて見直され、FRBの引き締め長期化観測が広がりやすい。10日発表の消費者物価指数(CPI)は13カ月ぶりに上昇に転じる可能性から、積極的に買いづらい地合いが続きそうだ。今晩も具体的な手がかりは乏しく、業績にらみの相場展開とみられる。一方、本日発表された中国貿易統計の悪化で関連銘柄の売りが出やすい。


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