NY債券：米長期債相場は反落、7月ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想を上回る

*07:35JST NY債券：米長期債相場は反落、7月ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想を上回る 14日の米国長期債相場は反落。この日発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数（速報値）は、雇用市場が堅調を維持していることなどを背景に、市場予想を上回る72.6を記録した。早期利下げ観測は後退し、債券利回りの上昇につながった。2021年9月以来の水準。また、1年先のインフレ期待は3.4％、5年先のインフレ期待は3.1％に上昇した。イールドカーブはフラットニング気配で推移。

CMEのFedWatchツールによると、14日時点で7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50％となる確率は96％程度。9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50％以上となる確率は97％程度。10年債利回りは3.758％近辺まで低下したが、その後はじり高となり、取引終了時点にかけて3.832％近辺まで上昇。

イールドカーブはフラットニング気配で推移。2年－10年は-93.20bp近辺、2－30年は-83.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.77％(前日比：+15bp)、10年債利回りは3.83％（前日比+7bp)、30年債利回りは、3.93％(前日比：+3bp)で取引を終えた。

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