米国株見通し：下げ渋りか、前日の下落で押し目買いに期待

*13:45JST 米国株見通し：下げ渋りか、前日の下落で押し目買いに期待 （13時40分現在）

S&P500先物　　　　　　4,282.25（+1.25）
ナスダック100先物　　14,593.25（+4.50）


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は小幅安。長期金利は上昇基調で、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


5日の主要3指数は反落。ナスダックとS&Pは終盤に失速し、序盤から下げ幅を拡大したダウは199ドル安の33562ドルとほぼ安値で引けた。この日発表されたISM非製造業景況指数は景気の好不況の節目50を確保したが、前回並みとの市場の期待に反する内容に。それを受けた長期金利の低下でハイテク関連は買われ、相場を支えた。半面、サービス業を中心に景気後退に向かうとの懸念が強まり幅広い売りが指数を押し下げた。


本日は下げ渋りか。重要イベントは予定されておらず、積極的な買いは入りづらい。債務不履行（デフォルト）回避によるリスク選好ムードは一服し、次の材料待ち。来週開催の連邦公開市場委員会（FOMC)で利上げはいったん休止も、来月には再開されるとの見方から買いは限定的となりそうだ。ただ、金利高を抑制できれば、ハイテク買いは継続しよう。前週末の大幅続伸は週明けの反落で調整され、今晩は押し目買いが見込まれる。


＜TY＞