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NY為替:インフレ鈍化傾向も強い経済指標を好感してドルは底堅く推移


27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円56銭へ下落後、130円07銭まで上昇し、129円87銭で引けた。12月個人消費支出(PCE)や米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目のコアPCE価格指数が予想通り鈍化したため利上げ減速の思惑にドル買いが後退。しかし、その後に発表された1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値や12月中古住宅販売成約指数が予想を上振れたためソフトランディング期待に伴いドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0880ドルへ上昇後、1.0838ドルまで反落し、1.0867ドル引けた。欧州中銀(ECB)の来週の定例理事会での追加利上げを織り込みユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は140円82銭へ下落後、141円25銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2346ドルへ下落後、1.2400ドルまで上昇した。来週の金融政策決定会合での英中銀の追加利上げを織り込むポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9240フランへ上昇後、0.9205フランまで反落。

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