日経平均テクニカル:反発、ほぼ「十字線」で売り買い拮抗示唆

5日の日経平均は反発した。ローソク足は小陰線の胴体部分が4.7円と短く、上下にヒゲを出す十字線に似た形状を描き、足元の売り買い拮抗状態を窺わせた。東証プライム市場の騰落レシオ（25日ベース）は76.91％と節目の80％ライン割れにあって押し目買いを誘いやすい水準。一方、25日移動平均線とのマイナス乖離率は4.82％と5％を下回り、リバウンド圧力はやや不足気味とみられる。下降中の75日線が緩やかに上昇する200日線を上から下に抜けたほか、25日線が急角度で下降を続けており、大勢では下落トレンドが継続中とみられる。 ＜FA＞