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東京為替:ドル・円は急落、日銀の政策決定後は円急伸



20日午前の東京市場でドル・円は137円半ばから133円前半に値を下げた。日銀は金融政策決定会合で現行の緩和的な政策を維持すると決定した。このうち長期金利の変動幅を0.25%程度から0.50%程度に拡大したのを受け円全面高に振れ、主要通貨を押し下げた。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円11銭から137円48銭、ユーロ・円は141円67銭から145円73銭、ユーロ・ドルは1.0598ドルから1.0651ドル。

【金融政策】
・日銀:現行の金融政策維持を決定

長期金利の変動幅を0.25%程度から0.50%程度に拡大
・中国人民銀行:1年物ローンプライムレート(LPR)を現行3.65%で据え置き

【要人発言】
・日銀(声明)
「コロナ抑制と経済活動の両立が進むもとで持ち直している」
「コアCPI、年末にかけて上昇率を高めた後は年度末半ばにかけて上げ幅を縮小」
「予想物価上昇率、上昇している」
・豪準備銀行(議事要旨)
「利上げ幅の50bpや 25bp、据え置きなどいくつかの選択肢を検討した」
「一定期間でさらに利上げを検討、あらかじめ設定された経路はない」
「利上げの規模とタイミング、データやインフレと労働市場の見通しに関する評価で」
・鈴木財務相
「日銀との共同声明、改定の方針を固めた事実はない」


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