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米国株見通し:下げ渋りか、大幅安で自律反発も


(13時50分現在)

S&P500先物      3,948.50(+7.2)
ナスダック100先物  11,576.60(+26.9)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は60ドル高。米10年債利回りは失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


6日の主要3指数は大幅続落。序盤から下げ幅を拡大する展開となり、ダウは350ドル安の33596ドルと2日連続のマイナスで取引を終えた。5日に発表されたISM非製造業景況指数など足元の経済指標で堅調内容が相次ぎ、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め政策の長期化が警戒された。長期金利の上昇を手がかりにハイテクや景気敏感が売られ、下げを主導。終盤は金利低下により売りは一服したが、軟調地合いは続いた。


本日は下げ渋りか。FEDウォッチでは、13-14日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅の0.50%への縮小の予想が8割近くに達した。ただ、現状維持の0.75%との想定も根強く、金融引き締め継続による個人消費や企業業績を圧迫するとの懸念から売り先行の見通し。金利高を背景としたハイテク売りが続き、軟調地合いに振れやすい。ただ、ダウは今週に入って800ドル程度下げ、今晩は自律反発狙いの買いが相場を支える。


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