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東京為替:ドル・円は上げ渋り、米10月CPI発表前で様子見姿勢


10日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り、146円56銭まで買われた後、146円11銭まで下げた。日本時間夜に発表される10月米消費者物価指数(CPI)は9月実績と変わらない高い伸びとなる可能性があるため、リスク回避的なドル売りが急拡大する可能性は低いものの、米議会中間選挙の最終的な結果が判明するのは12月上旬となるため、米国の政治不安が払しょくされていないことがドルの上昇を抑えているようだ。日経平均の下げは特に意識されていないようだ。ここまでの取引レンジはドル・円は146円11銭から146円56銭、ユーロ・円は146円40銭から146円72銭、ユーロ・ドルは1.0008ドルから1.0029ドル。

【要人発言】
・日本銀行黒田総裁
「マイナス金利政策、金融仲介活動への影響にも配慮して実施」
「需給ギャップ、近くプラスに転じると政府・民間もみている」
「足元で経済回復しつつあることは確か」

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