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NY株式:NYダウは333ドル高、ねじれ議会で政府の過激政策回避を期待


米国株式市場は続伸。ダウ平均は333.83ドル高の33160.83ドル、ナスダックは51.68ポイント高の10616.20で取引を終了した。中間選挙で特に下院での共和党躍進でねじれ議会により、政府の過激な政策への傾斜が回避できるとの期待感が買い材料となり寄り付き後、上昇。さらに、ドル安や長期金利の低下が投資家の安心感に繋がり下値を支え終日堅調に推移した。セクター別では、半導体・同製造装置・素材が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落。

独立系バイオのアムジェン(AMGN)は同社開発中の肥満治療薬AMG133の臨床試験の良好な結果が好感され、大幅高。百貨店のコールズ(KSS)はミシェル・ガス最高経営責任者(CEO)退任発表が好感され、上昇した。化粧品メーカーのコティ(COTY)は四半期決算で香水・美容化粧品の強い売り上げが収益を押し上げ、見通しも予想を上回り、上昇。運送会社フェデックス(FDX)は最高財務責任者(CFO)が年末商戦のピーク時の需要が過去2年間に比べより緩やかになるが堅調との見通しを示したほか、需要の低迷でコスト削減を計画すると明らかにし、小幅高となった。パーティー用品メーカーのパーティ・シティ(PRTY)はインフレが影響し売上が低迷、本年3度目となる見通し引き下げが嫌気され、下落。暗号通貨プラットフォームを提供するコインベース(COIN)や投資アプリのロビンフッド(HOOD)は、世界の大手暗号資産取引所FTXが流動性ひっ迫で、米国外の部門を同業のバイナンスに売却すると発表したため警戒感からそれぞれ大幅安となった。

エンターテインメントのディズニー(DIS)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を下回り、時間外取引で下落している。

HorikoCapitalManagementLLC

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