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個別銘柄戦略:神戸物産や武田薬などに注目


21日の米株式市場でダウ平均は522.45ドル安(-1.70%)、ナスダック総合指数は-1.79%、シカゴ日経225先物は大阪日中比110円安の27010円。為替は1ドル=144.50~60円。8月の月次動向で2ケタの増収率と営業増益率が確認された神戸物産<3038>はディフェンシブ性も相まって買いが向かいそうだ。銀行子会社のIPO主幹事がゴールドマン・サックスと大和証券グループ本社に決まった楽天グループ<4755>は子会社IPOの進展が好感されそうか。地合いの悪化が重石ではあるが、坑内掘り石炭向け鉱山機械事業の中国生産4拠点について売却を決めたコマツ<6301>は収益体質の改善が評価されそうだ。1対10の株式分割を発表したベイカレント<6532>は流動性向上が期待されよう。
一方、月次動向が冴えなかった西松屋チェ<7545>、第1四半期営業利益が市場予想を下回った日本オラクル<4716>などは嫌気されそうだ。ほか、全体的にリスクオフムードが強まると想定されるなか、9月の中間配当を狙った買いやディフェンシブ性から武田薬<4502>、NTT<9432>、ソフトバンク<9434>などが相対的には底堅く推移しそうだ。 <FA>
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