個別銘柄戦略:積水ハウスや花王などに注目

8日の米株式市場でダウ平均は193.24ドル高（+0.61％）、ナスダック総合指数は+0.59％、シカゴ日経平均先物は大阪日中比55円高の27865円。為替は1ドル＝143.90～144.00円。フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の大幅高を追い風にアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>などの関連株の上昇が予想される。米長期金利の上昇や米国での金融株の上昇を受けて、三菱UFJ<8306>、東京海上HD<8766>なども堅調推移となろう。
原油先物価格も売られ過ぎ感で反発しているため、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>
の反発が見込まれる。個別では、業績予想を市場予想を上回る水準まで上方修正した積水ハウス<1928>、自己株式の消却を発表した花王<4452>が好感されそうだ。ほか、レーティング格上げや最上位でのカバレッジ開始を手掛かりに日本電産<6594>、ISID<
4812>、ミネベア<6479>、新日本科学<2395>がポジティブ視される可能性があろう。
＜FA＞