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注目銘柄ダイジェスト(前場):シスメックス、日本製鉄、CRI・MWなど


シスメックス<6869>:8189円(-1107円)
大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は111億円で前年同期比25.3%減となり、市場予想を50億円程度下回る着地になっている。中国ロックダウンの影響が市場想定以上に大きかったもようで、中国での機器販売が大きく落ち込んだ。また、原材料費や輸送費高騰の影響なども響いている。通期計画760億円、前期比12.7%増は据え置いているが、低調スタートを受けて下振れ懸念が台頭する形に。


HOYA<7741>:14585円(+630円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、税引前利益は615億円で前年同期比20.6%増となり、530億円程度の市場予想を大きく上回る着地に。情報通信事業が上振れを牽引する形となっている。7-9月期見通しは同横ばいの535億円としているが、保守的な前提とも捉えられているようだ。また、発行済み株式数の1.44%に当たる520万株、600億円を上限とする自社株買いの実施も発表、3四半期連続での自社株買い実施となる。


SUMCO<3436>:1950円(+67円)
大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は263億円で前年同期比2.1倍、前四半期比でも12%程度の増益に。市場予想を20億円程度上振れ着地となっている。7-9月期見通しは275億円としており、市場予想を30億円程度上回る水準に。円安効果に加えて、数量増加や単価上昇を見込み、前四半期比での増益基調継続を想定。市場期待を上回る利益成長がストレートにポジティブ視される形に。


トヨタ自<7203>:2110円(+18.5円)
小反発。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢の展開となったが、本日も戻りは鈍い状況となっている。第1四半期営業利益は5787億円で前年同期比42.0%減益、8600億円程度の市場コンセンサスを大きく下回った。半導体不足などによる減産、一部サプライヤーのコスト負担増吸収などが影響。通期予想は2兆4000億円、前期比19.9%減を据え置き、円安によるプラス効果も期待された中、ネガティブに捉えられる。


日本製鉄<5401>:2094.5円(+169.5円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、事業利益は3389億円で前年同期比56.1%増益、四半期での過去最高益を更新している。新たに示された通期予想では、事業利益は8000億円以上(前期実績9381億円)を目指すとしている。一過性要因を除いた実力ベースでの事業利益は6000億円以上を目指すとしており、これは期初計画から据え置く格好に。事業環境悪化の影響が警戒されていた中で、買い安心感につながっている。


CRI・MW<3698>:1010円(-65円)
大幅に反落。22年9月期の営業利益を従来予想の3.17億円から0.75億円(前期実績2.84億円)に下方修正している。ゲーム開発/運営で下期の大型アプリの運営収入増や黒字化の計画が想定通りに進んでいないほか、ミドルウェア/ツールで新製品の販売開始時期が遅れているため。エンタープライズ事業でのモビリティ事業へのリソース集中や先行投資増加なども利益を圧迫する要因となる見通し。


フォースタ<7089>:2794円 カ -
ストップ高買い気配。23年3月期第1四半期(22年4-6月)の営業利益を1.89億円と発表している。単体ベースの前年同期実績は1.41億円。タレントエージェンシー&オープンイノベーション事業で人材紹介サービスや大企業向けのデータ販売が堅調に推移した。通期予想は前期比5.4%減の5.70億円で据え置いた。進捗率は33.1%に達しており、好調なスタートが評価されて買いが殺到しているようだ。


デコルテHD<7372>:1027円(+24円)
大幅に続伸。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の営業利益を前年同期比50.6%増の12.75億円と発表している。スタジオ事業で主力のフォトウエディングサービスが堅調に推移したことに加え、アニバーサリーフォトサービスも伸びた。通期予想は前期比63.8%増の14.27億円で据え置いた。進捗率は89.3%に達しており、会社計画の達成を確実視する向きが買いを入れているようだ。 <ST>
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