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個別銘柄戦略:味の素や京セラなどに注目


1日の米株式市場でダウ平均は46.73ドル安(-0.14%)、ナスダック総合指数も-0.17%、シカゴ日経先物は大阪日中比115円安の27885円。為替は1ドル=131.50-60円。米中の経済指標の下振れを背景とした原油先物価格の大幅下落から、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>の下落が予想され、コスモエネHD<5021>、三井物産<8031>、住友鉱山<
5713>、三菱マテリアル<5711>、日本製鉄<5401>、商船三井<9104>などの市況関連株も軟調となりそうだ。また、円高・ドル安進行が続いており、ホンダ<7267>や日産自<7201>などの輸送用機器も冴えないだろう。一方、米ボーイングの大幅高を受けて東レ<3402>やIHI<7013>、三菱重工<7011>は上昇が見込まれる。材料関連では、第1四半期決算が市場予想を上回った京セラ<6971>、TDK<6762>、ニチアス<5393>、第1四半期の最終損益が黒字に転換したANAHD<9202>、7月既存店売上高が会社計画を上回ったワークマン<7564>、同月既存店売上高の堅調さが確認されたJフロント<3086>、 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>などは好感した動きが予想される。ほか、業務用調味料などの値上げを発表した味の素<2802>、「ジーラスタ皮下注 3.6mg ボディーポッド」の国内での製造販売承認を取得した協和キリン<4151>も好感されそうだ。 <FA>
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