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個別銘柄戦略:富士電機やアドバンテストなどに注目


28日の米株式市場でダウ平均は332.04ドル高(+1.03%)、ナスダック総合指数は+1.08%、シカゴ日経先物は大阪日中比40円高の27850円。為替は1ドル=134.30-40円。米長期金利の低下、ハイテク・グロース株高を受けて太陽誘電<6976>、TDK<6762>、新光電工<6967>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、Sansan<
4443>などが上昇しそうだ。一方、米4-6月期国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長となったことで景気後退懸念が強まっており、三菱ケミカルグループ<4188>、コマツ<6301>、クボタ<6326>、日本製鉄<5401>、三菱商事<8058>などが軟調となりそうだ。また、為替の円高・ドル安進行を受けてトヨタ自<7203>、日産自<7201>なども売りが優勢となりそうだ。良好な決算を発表したルネサス<6723>、業績予想を上方修正したアドバンテスト<6857>は好感され、その他の半導体関連株にも買いが入ることが予想される。第1四半期業績が市場予想を上回った富士電機<6504>、武田薬<4502>
も好感されよう。一方、第1四半期営業利益が市場予想を下回った村田製<6981>、パナソニックホールディングス<6752>などは軟調が想定される。 <FA>
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