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NY債券:米長期債相場は弱含み、利上げ継続の可能性高まる


3日の米国長期債相場は弱含み。米労働省がこの日発表した5月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+39.0万人と市場予想を上回る伸びとなった。一方、失業率は3.6%と横ばい。5月の失業率は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来の3.5%となる可能性があったが、失業率は下げ止まりの状態が続いている。市場参加者が注目していた平均時間給は、前月比+0.3%、前年比では5.2%にとどまったが、それでも、米連邦準備制度理事会(FRB)は、労働市場の引き締まり継続を背景に、積極的な利上げを進めていくとみられる。5月雇用統計の結果を受けてFRBの金融政策が大きく変わるとの見方は少数にとどまっているようだ。

CMEのFedWatchによると、3日時点で9月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.25-2.50%以上となる確率は71%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%以上となる確率は77%程度。10年債利回りは2.911%近辺から2.985%近辺まで上昇したが、株安を意識して取引終了時点にかけて2.933%近辺まで低下した。

イールドカーブは、まちまちの動き。2年−10年は+28.80bp近辺、2−30年は+44.00bp近辺で引けた。2年債利回りは2.65%(前日比:+2bp)、10年債利回りは2.93%(同比:+2bp)、30年債利回りは、3.09%(同比:+1bp)で取引を終えた。

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