個別銘柄戦略:セイコーエプソンやIHIなどに注目

19日の米株式市場でNYダウは236.94ドル安の31253.13、ナスダック総合指数は29.66pt安の11388.50、シカゴ日経225先物は大阪日中比変わらずの26370円。為替は1ドル＝127.70-80円。米ハイテク・グロース（成長）株の一部に買いが入った安心感から、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>、村田製<6981>、エムスリー<2413>、リクルートＨＤ<6098>などの主力ハイテク・グロース株に押し目買いが向かいやすいだろう。ラッセル2000は上昇したことで、ナスダック急落後の前日に意外にもしっかりだったラクス<3923>、シンプレクスHD<4373>、SREHD<2980>などの中小型グロース株には買いが入ろう。高水準の自社株買いを発表したうえ、米資産運用大手ブラック・ロックによる量保有が判明したセイコーエプソン<6724>は人気化しそうだ。前日に下落が目立った郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株には押し目買いが向かうことが予想される。ほか、上値追いが続くIHI<7013>、三菱重工<7011>などの防衛関連株は引き続き堅調が見込まれる。 ＜FA＞