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NY株式:NYダウ413ドル安、金利高やインフレ指標を警戒


米国株式市場は下落。ダウ平均は413.04ドル安の34308.08ドル、ナスダックは299.04ポイント安の13411.96で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)の発表や金融決算控え、警戒感から寄り付き後、下落。中国で新型コロナ感染拡大による都市封鎖が継続していることなどがさらなる景気やインフレ懸念に繋がり終日軟調推移となった。金利高でハイテクも売られ、引けにかけて、主要株式指数は下げ幅を拡大。セクター別では、運輸、食品・飲料・タバコが小幅上昇した一方、電気通信サービス、自動車・自動車部品が大幅下落した。

クラウドベース商取引プラットフォームのショッピファイ(SHOP)は株式分割計画を発表し、上昇。通信会社のAT&T(T)は傘下ワーナーメディア部門の分社化完了で、買われた。一方、電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)は中国の同業NIOがコロナ流行に伴う都市封鎖が影響し生産を一時停止したとの報道を背景に、警戒感から売られた。また、ホームセンター運営のロウズ(LOW)は最高財務責任者(CFO)のデントン氏が辞任を発表し、下落。半導体関連のエヌビディア(NVDA)は中国やロシアの状況が逆風となり生産に影響がでる可能性や需要鈍化を懸念しアナリストが同社の投資判断や目標株価を引き下げ、下落した。

短文投稿サイトのツィッター(TWTR)は筆頭株主となった電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の最高経営責任者(CEO)マスク氏が役員就任を辞退したと、アグラワルCEOが明らかにした。同社株は一時下落も、プラス圏に回復し引けた。

Horiko Capital Management LLC

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