17日の日本国債市場概況：債券先物は150円11銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2022年6月限
寄付149円99銭 高値150円14銭 安値149円98銭 引け150円11銭
売買高総計15591枚

2年　434回　-0.025％
5年　150回 　0.030％
10年 365回 　0.200％
20年 179回 　0.680％

債券先物6月限は、149円99銭で取引を開始。米連邦準備制度理事会（FRB）の利上げ開始と今後の年内連続利上げ示唆を受けて売りが先行し、149円98銭まで下げた。その後、米10年債利回りが一時2.11％台まで低下するなか、黒田日銀総裁の「現在の大幅な金融緩和を続ける」との国会答弁を受けて買いが優勢になり、150円14銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。

＜米国債概況＞
2年債は1.93％、10年債は2.14％、30年債は2.41％近辺で推移。
債券利回りは低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.37％、英国債は1.59％、オーストラリア10年債は2.50％、NZ10年債は3.13％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・18:30　ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演
・19:00　ユーロ圏・2月消費者物価指数改定値（前年比予想：+5.8％、速報値：+5.8％）
・21:00　英中銀が政策金利発表（0.25ポイント引き上げ予想）
・21:30　米・先週分新規失業保険申請件数（予想：22.0万件、前回：22.7万件）
・21:30　米・2月住宅着工件数（予想：170.0万戸、1月：163.8万戸）
・21:30　米・2月住宅建設許可件数（予想：185.0万戸、1月：189.5万戸）
・21:30　米・3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数（予想：14.8、2月：16.0）
・22:15　米・2月鉱工業生産（前月比予想：+0.5％、1月：+1.4％）
・22:15　米・2月設備稼働率（予想：77.9％、1月：77.6％）

＜KK＞