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欧米為替見通し:ドル・円上げ渋りか、上昇基調継続も米経済指標を材料視


17日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)でのタカ派姿勢を背景に、ドルの上昇基調は継続する見通し。ただ、今晩発表の米経済指標は強弱まちまちとみられ、積極的なドル買いは後退しそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)は15-16日に開催したFOMCで2018年12月以来の政策金利引き上げに踏み切った。また、利上げペースが市場予想の3回を大きく上回る見通しとなり、金利高を背景にドル買いが優勢に。ユーロ・ドルは1.10ドルを下回り、ドル・円は119円10銭台に浮上。本日アジア市場は米10年債利回りの失速を受け前日買われたドルはやや売られたが、日経平均株価の大幅高を受けた円売りがドルを支えている。

この後の海外市場はFRBのタカ派的な政策決定を消化し、引き続きドル買いに振れやすい。また、日銀金融政策決定会合では緩和政策の堅持が見込まれ、円売りは継続の見通し。ただ、英中銀金融政策委員会(MPC)では追加利上げや一段の引き締めスタンスが見込まれ、ポンド買いが強まればドルへの下押し圧力となりそうだ。一方、米フィラデルフィア連銀製造業景況指数など経済指標はまちまちと予想され、ドル買いを弱める可能性があろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演
・19:00 ユーロ圏・2月消費者物価指数改定値(前年比予想:+5.8%、速報値:+5.8%)
・21:00 英中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:22.7万件)
・21:30 米・2月住宅着工件数(予想:170.0万戸、1月:163.8万戸)
・21:30 米・2月住宅建設許可件数(予想:185.0万戸、1月:189.5万戸)
・21:30 米・3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:15.0、2月:16.0)
・22:15 米・2月鉱工業生産(前月比予想:+0.5%、1月:+1.4%)
・22:15 米・2月設備稼働率(予想:77.9%、1月:77.6%)

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