個別銘柄戦略:東エレクや日産自などに注目

8日は米NYダウが371.65ドル高の35462.78、ナスダック総合指数が178.79pt高の14194.46、シカゴ日経225先物が大阪日中比115円高の27395円。本日の東京市場では、2％を窺う水準にまで上昇した米長期金利の動きを追い風に三菱UFJ<8306>や第一生命HD<8750>などの銀行・保険株の上昇が予想される。また、金利高の中でも力強い動きを見せたナスダックの動きを好感し、ソニーG<6758>、TDK<6762>、新光電工<6967>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>などに買いが入りそうだ。特に2％高と大幅に上昇した米SOX指数を刺激材料に東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株に物色が向かおう。さらに、厳しい環境下においても業績予想を上方修正した日産自<7201>を手掛かりに自動車関連株も堅調に推移しそうだ。トヨタ自<7203>の決算次第では一段高もありえよう。一方、原油先物価格の下落を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>、三井物産<8031>などの資源関連は軟調となりそうだ。 ＜FA＞