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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、低調な米経済指標でドル買い縮小も


18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日銀による緩和政策の長期化に思惑が広がり、円売り先行の見通し。ただ、今晩のNY連銀製造業景気指数が低調なら米引き締め加速への期待は弱まり、ドル買いは縮小しそうだ。

日銀は17-18日に開催した金融政策決定会合で、資源高を背景とした企業の値上げなどを受け、2022年度の物価上昇率の見通しを引き上げた。ただ、目標としている2%のインフレ達成にはなお時間がかかるとし、現行の緩和的な金融政策の維持を決定。市場の一部には日銀による利上げの観測もあり、政策発表後は円売り優勢に。日経平均株価がプラスで推移した場面では主要通貨は対円で強含み、ドル・円は一時115円台に浮上した。

この後の海外市場でも、日銀の緩和長期化への期待が主要通貨を押し上げる展開が続く。本日発表のドイツZEW景気期待指数は前回を上回ると予想され、ユーロ・円がクロス円をけん引する可能性があろう。一方、米国の小売売上高が想定外に弱い内容となり、足元では景気の足取りがやや不透明に。今晩のNY連銀製造業景気指数が低調なら、連邦準備制度理事会(FRB)による3月の利上げサイクル入りを見込んだドル買いは抑制されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 独・1月ZEW景気期待指数(予想:32.0、12月:29.9)
・22:30 米・1月NY連銀製造業景気指数(予想:25.0、12月:31.9)
・24:00 米・1月NAHB住宅市場指数(予想:84、12月:84)
・06:00 米・11月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(10月:+71億ドル)

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