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NY外為:ユーロ伸び悩む、ECB金融正常化への軌道も、22年の利上げ不透明


欧州中銀(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定した。同時に、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の純購入の3月終了を発表。かわりに、4-6月に資産購入プログラム(APP)を400億ユーロに増額する。

ラガルド総裁は会合後の会見で、インフレ見通しに上振れリスクがあるものの、2022年の利上げの可能性は非常に少ないと繰り返した。

ECBがパンデミック緊急策の終了を発表するなど、正常化への軌道を受けて一時ユーロ・の買戻しに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1360ドルまで上昇。その後、来年の利上げの可能性が不透明となったため買いが続かず、上昇も限定的となった。その後、1.1300ドル前後へ反落。ユーロ・円は129円64銭まで上昇後、リスク回避の円買いに128円51銭まで下落した。ユーロ・ポンドは0.8454ポンドまで下落後、0.8510ポンドまで反発。

・欧州中央銀行(ECB)
・主要政策金利を0.00%に据え置き
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.50%に据え置き
・限界貸出金利(上限)を0.25%に据え置き
・パンデミック資産購入プログラム(PEPP)購入枠1.85兆ユーロ維持(22年3月
末まで)
「PEPPの純購入は3月に終了」
「4-6月に資産購入プログラム(APP)を400億ユーロに増額」
「PEPPの再投資を少なくとも2024年まで延長」
「PEPPの純購入は必要に応じ再開も」

・ラガルドECB総裁
「労働市場は回復」
「インフレ見通しに上振れリスク」
「経済見通しのリスクは広範に均衡」
「供給、燃料ひっ迫が成長やインフレリスクに」
「ユーロ圏の経済は回復している」
「短期的にインフレは上昇」
「2022年の利上げの可能性はかなり低い」
「経済は新たなコロナ変異株にも修正可能」

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