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日経平均VIは低下、午後は株価堅調で警戒感が後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.39(低下率1.49%)の25.84と低下している。なお、今日ここまでの高値は26.82、安値は25.62。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反発した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。しかし、取引開始後は株価はやや売りに押される展開で、午前の日経VIは概ね昨日の水準近辺での動きとなった。午後に入ると日経225先物が堅調な動きとなり、こうした値動きを受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや後退し、日経平均は昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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