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米国株見通し:上げ渋りか、緩和縮小の思惑で買い抑制


(14時50分現在)

S&P500先物      4,569.50(+4.25)
ナスダック100先物  15,562.75(+17.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高。NYダウ先物は20ドル高、NY原油先物(WTI)は高水準を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


26日の主要3指数は続伸。ナスダック、S&Pとともに過去最高値を更新したダウは15ドル高の35756ドルで取引を終えた。この日発表された住宅関連統計や消費者信頼感指数など経済指標は予想より強く、回復を好感した買いが先行。また、国内企業の7-9月期決算は想定を上回る内容が相次ぎ、好業績銘柄が買いを集め指数を押し上げた。ただ、強気相場が続くなか過熱感も意識され、終盤にかけて利益確定売りが一段の上値を抑えた。


今晩は上げ渋りか。引き続き企業業績で強い内容を好感した買いが優勢となりそうだ。特に、前日決算発表したアルファベット(グーグル)やマイクロソフトは純利益が過去最高を記録し、ハイテク株を中心に買いが入りやすい。今晩はゼネラルモーターズやボーイングなど主力企業が注目される。一方、連邦準備制度理事会(FRB)は来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締めに舵を切るとの思惑から、株買いを抑制する可能性もあろう。


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