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NY為替:米新規失業保険申請件数の減少や株高を意識して円売り優勢


14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円40銭から113円72銭まで上昇し、113円68銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数は予想以上に減少し、新型コロナウイルスのパンデミックによって経済が封鎖された昨年3月来の30万件割れとなったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入策縮小を開始することを正当化するとの見方が強まり、ドル買いが優勢となった。株高に連れたリスク選好の円売りも優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1609ドルから1.1584ドルまで下落し、1.1597ドルで引けた。ユーロ・円は131円58銭から131円86銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3720ドルまで上昇後、1.3667ドルまで反落した。英中銀金融政策委の2人の委員がすみやかな利上げを躊躇する姿勢を見せたため、利上げ観測を受けたポンド買いは後退した。ドル・スイスは0.9204フランから0.9241 フランまで上昇した。

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