■NY株式:NYダウ0.53ドル安、ハイテクが下支え

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は0.53ドル安の34377.81ドル、ナスダックは105.71ポイント高の14571.64で取引を終了した。9月CPIが予想を上回りインフレ懸念に寄り付き後、下落。金利先高感に加えて、年末商戦に向けたサプライチェーン混乱が浮き彫りとなり企業の業績に影響するとの懸念に下げ幅を拡大した。その後、長期金利の低下を受けたハイテク株の上昇が下支えとなり、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。セクター別では公益事業、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、銀行が下落。

バイオのモデルナ(MRNA)は国立衛生研究所(NIH)の新型コロナワクチンのブースター接種を巡る研究で推奨を受け上昇した。スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)や宝石、装飾品の小売販売を手掛けるシグネット・ジュエラーズ(SIG)はアナリストの投資判断引き上げが好感され、上昇。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はサプライチェーン混乱対処で、中国からの輸送が可能な中古貨物航空機を調達する計画が好感され買われた。航空会社のデルタ(DAL)は11月、12月に向けた予約急増やパイロット雇用計画を明らかにしたが、燃料コストの上昇を警告したため売られた。銀行のJPモルガンは第3四半期決算の内容が予想を上回ったが、マクロ経済で回復期待の後退などを受けた利益確定売りに下落。

バイデン大統領は、サプライチェーンを支援するためインフラ案を可決する必要があると主張した。

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■NY為替:米9月コアCPIは市場予想と一致、米長期金利低下でドル買い縮小

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円80銭まで上昇後、113円23銭まで反落し、113円25銭で引けた。9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、一時ドル買いが加速。しかし、同コア指数は市場予想と一致し、安全資産としての米国債の買いが強まったほか良好な30年債入札結果を受けて長期金利が低下したため、ドル売りに転じた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、11月または12月中旬の資産購入縮小開始がより明確化されるとドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1536ドルまで弱含んだのち、1.1597ドルまで上昇し1.1596ドルで引けた。ユーロ・円は131円00銭まで下落後、131円47銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3588ドルまで下落した後、1.3665ドルまで上昇。英金利市場で中銀が22年末までに25ベーシスポイントの利上げを3回実施することを織り込んだためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9299フランまで上昇後、0.9235フランまで下落した。


■NY原油:伸び悩みで80.44ドル、戻り売り興味残る

NY原油先物11月限は伸び悩み(NYMEX原油11月限終値:80.44 ↓0.20)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.20ドルの80.44ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは79.42ドル-81.04ドル。ニューヨークジア市場の序盤にかけて79.4ドルまで下げたが、需給関係のひっ迫を意識した買いが入ったことで81.04ドルまで戻した。しかしながら、新たな買い材料が提供されなかったことで上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では、主に80ドル台半ば近辺で推移した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  43.14ドル   -0.40ドル(-0.92%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.57ドル   +0.79ドル(+0.81%)
ゴールドマン・サックス(GS)386.31ドル  -0.22ドル(-0.06%)
インテル(INTC)        52.26ドル   +0.09ドル(+0.17%)
アップル(AAPL)        140.91ドル  -0.60ドル(-0.42%)
アルファベット(GOOG)    2758.00ドル +23.74ドル(+0.87%)
フェイスブック(FB)     324.54ドル  +0.77ドル(+0.24%)
キャタピラー(CAT)      188.94ドル  -0.98ドル(-0.52%)
アルコア(AA)         48.40ドル   +0.62ドル(+1.30%)
ウォルマート(WMT)      138.37ドル  -1.01ドル(-0.72%) <ST>

情報提供元 : FISCO
記事名:「 13日の米国市場ダイジェスト:NYダウ0.53ドル安、ハイテクが下支え