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今日の為替市場ポイント:米国株安などを意識してドル買い抑制も


4日のドル・円は、東京市場では110円89銭から111円20銭まで反発。欧米市場では、111円30銭まで買われた後、110円82銭まで反落し、110円92銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に111円を挟んだ水準で推移か。米国株安などを意識して、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制される可能性がある。

4日のニューヨーク市場では、ドル、米国株式、米国債券が弱含みとなった。米国株式市場では、国債利回りの上昇を警戒して主要ハイテク株などの売りが目立った。連邦政府の資金繰りは10月18日前後に限界に達することから、債務上限の引き上げがない場合、債務不履行に陥るとの見方が広がっている。バイデン米大統領は4日、「共和党が民主党と協力して連邦債務上限引き上げに賛成票を投じない限り、米国が債務不履行に陥らないと保障することはできない」との見方を伝えている。

1カ月物の財務省短期証券の発行額は減少しているにもかかわらず、利回りは昨年10月以来の水準に上昇しており、一部の市場参加者は「米国が債務不履行に陥る可能性が高いことを投資家はこれまで以上に警戒している」と指摘している。米国が債務不履行に陥る可能性が一段と高まった場合、世界経済の不確実性は著しく高まることから、一部の市場参加者は「市場流動性は大幅に低下し、安全資産とみなされている金相場が乱高下する可能性がある」と警戒している。

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