日経平均テクニカル:5日続落、13週線が下降開始

1日の日経平均は5日続落した。終値は節目の29000円を下回り、ローソク足は25日移動平均線を下放れて下落。胴体の長い大陰線を引いて強い下落圧力を見せつけた。200日線の10.75円上で下げ止まり、ストキャスティクスの％Kが5.21％に低下したため、潜在的なリバウンド圧力の高まりが推察される。ただ、9月14日にかけての上昇局面で％
Kが100％を付けたこともあり、本日までの下落を急騰時の逆転局面と位置付ければ％Kの0％到達も意識される。25日線との乖離率は2.52％、東証1部の騰落レシオ（25日ベース）は114.92％といずれも中立圏にあるため依然として下値余地は残っている模様だ。13週線が下向きに転じたこともあり、下値拡張リスクに留意が必要となろう。 ＜FA＞