【市場反応】米5月ISM製造業景況指数/ダラス連銀製造業活動指数/ 4月建設支出など、ドル売り

米供給管理協会（ISM）が発表した5月ISM製造業景況指数は61.2と、4月60.7から予想以上に上昇した。重要な項目である新規受注は67と、4月64.3から予想以上に上昇。支払い価格は88と、4月の89.6から予想以上に低下した。

同時刻に商務省が発表した4月建設支出は前月比＋0.2％。伸びは拡大予想に反して、3月の＋1.0％から鈍化した。

その後に発表された5月ダラス連銀製造業活動指数は34.9と、4月37.3から予想以上に低下。

一方、事前にマークイットが発表した5月製造業PMI改定値は62.1と、速報値61.5から予想外に上昇。2007年5月来で最高となった。

10年債利回りは1.64％から1.63％まで低下。ドル売りが優勢となった。ドル円は109円71銭から109円33銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.2215ドルから1.2254ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・5月製造業PMI改定値：62.1（予想：61.5、速報値：61.5）
・米・5月ISM製造業景況指数：61.2（予想：61.0、4月：60.7）
・米・4月建設支出：前月比＋0.2％（予想：+0.5％、3月：＋1.0％←+0.2％）
・米・5月ダラス連銀製造業活動指数：34.9（予想：36.3、4月：37.3）

＜KY＞