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NY債券:米長期債相場は下げ渋り、インフレ進行は一時的な現象との見方は変わらず


28日の米国長期債相場は、下げ渋り。5月31日は休場となるため。この日は月末に絡んだポジション調整的な売買が主体となった。この日発表された4月コアPCEは、前年同月比+3.1%と市場予想の同比+2.9%程度を上回ったものの、インフレ進行は一時的な現象との見方が多く、債券利回りは伸び悩んだ。なお、バイデン米大統領は28日、2022会計年度の予算教書を議会に提出。インフラ投資や教育、気候変動対策などが盛り込まれており、要求ベースで歳出額は6兆100億ドルに達した。10年債利回りは1.620%近辺から一時1.576%近辺まで低下した。

イールドカーブは、ややフラットニング気配で推移。2年−10年は+145.70bp近辺、2−30年は+214.30bp近辺で引けた。2年債利回りは0.14%(前日比:0bp)、10年債利回りは1.59%(同比:-1bp)、30年債利回りは、2.28%(同比:0bp)で取引を終えた。

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