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今日の為替市場ポイント:欧米株安を意識してドル買い抑制も


18日のドル・円は、東京市場では105円70銭から105円92銭まで反発。欧米市場では、105円60銭まで下落した後、105円88銭まで戻しており、105円67銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に105円台後半で推移か。欧米株安を意識して、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制される可能性がある。

報道などによると、米国テキサス州の大規模停電はある程度復旧したものの、安定的な電力供給は保証されていないようだ。関係者によると、米国内における原油生産は従来水準を40%程度下回っている。シェール生産地でのフラッキング活動は停止していることなどが、生産減少の要因となっているようだ。

市場関係者の間では、米国内における原油、天然ガスの生産減少によって景気回復のペースは減速するとの見方が増えているようだ。18日の米国株式は雇用関連指標の悪化を警戒して下落したが、原油生産の減少によってエネルギー価格がさらに上昇した場合、企業設備投資などに悪影響が及ぶ可能性があることから、リスク回避的な取引増大の可能性は残されている。

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