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NY株式:NYダウ475ドル高、追加経済対策期待やワクチン進展が支援


米国株式相場は大幅続伸。ダウ平均は475,57ドル高の30687.48ドル、ナスダックは209.38ポイント高の13612.78で取引を終了した。投機的な売買による市場混乱が収束に向かうとの見方が広がり、寄り付きから上昇した。引け後に大型ハイテク企業の決算を控え、市場の関心は企業業績に移った。追加経済対策が進展するとの期待や、新型コロナワクチン普及が加速していることなども後押しし、引けにかけて上げ幅を拡大。セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落した。

銀行のJPモルガン(JPM)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)やシティグループ(C)などは、長期金利上昇を受けて業績拡大期待が広がり軒並み上昇した。石油会社のエクソンモービル(XOM)は第4四半期決算で一部項目を除く一株当たり利益がアナリスト予想を上回り上昇。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はアルコール宅配サービスを手掛けるドリズリーの買収を発表し、急伸した。一方で、製薬会社のファイザー(PFE)は21年通期の見通しを引き上げたものの、第4四半期の決算がアナリスト予想を下回り下落。投機的売買の対象となっていたゲーム販売のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)は、オンライン証券会社が取引制限を続けている影響でそれぞれ急落した。

オンライン小売のアマゾン(AMZN)は引け後に発表した第4四半期決算が予想を上回ったがべゾスCEOが執行会長に退くと発表し時間外取引で伸び悩んでいる。また、検索サイトグーグルを傘下にもつアルファベット(GOOG)は引け後に発表した決算が予想を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC

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