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NY株式:NYダウ68ドル安、バイデン次期大統領の追加経済対策待ち


米国株式相場は下落。ダウ平均は68.95ドル安の30991.52ドル、ナスダックは16.31ポイント安の13112.64ポイントで取引を終了した。バイデン次期米大統領が公表する2兆ドル規模の追加経済対策を期待した買いに寄り付き後、上昇した。ワクチンの一段の普及に加え、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融緩和の出口戦略を協議するのはまだ先との見解を再表明したことも相場を支援し日中取引で史上最高値を更新。引けにかけてはバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定の売りが強まり下落に転じた。セクター別ではエネルギー、銀行が上昇した一方で、商業・専門サービス、ソフトウエア・サービスが下落。

米国の製薬会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は開発中新型コロナウイルスワクチンの初期段階治験で1回の接種で持続的な免疫反応が得られたとする良好な結果を発表したことが好感され上昇。航空会社のデルタ(DAL)は損失が改善しつつあり、夏にも黒字転換するとの楽観的見通しが好感され上昇した。自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)や半導体メーカーのインテル(INTC)はアナリストによる投資判断引き上げが好感されそれぞれ上昇。一方、短文投稿サイトのツィッター(TWTR)はトランプ大統領のアカウント凍結を受けた売りが続いた。

フリマアプリのポッシュマーク(POSH)は、ナスダック証券取引所に上場し株式公開(IPO)価格42ドルの2倍以上となる97.50ドルの初値を付けた。ペット関連小売、ペットケアのぺトコ・ヘルス・エンド・ウエルネス(WOOF)も初値26ドルと、株式公開価格18ドルを上回り本年もIPO市場は好調なスタートを切った。

Horiko Capital Management LLC

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