ユーロ・ドルは1.2137ドルまで下落後、1.2210ドルまで上昇し、1.2208ドルで引けた。メルケル独首相は「厳格なロックダウンを長期化する可能性がある」との見方を伝えたが、米長期金利の上げ渋りを受けたドル売りが優勢となった。ユーロ・円は126円58銭まで弱含んだのち、126円77銭まで反発。ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3670ドルまで上昇した。英中央銀行ベイリー総裁はマイナス金利には多くの問題があるとの見解を示したため、マイナス金利導入の思惑は後退し、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8908フランまで強含んだのち、0.8861フランまで反落した。
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情報提供元:FISCO
記事名:「米長期金利上げ渋りでドル弱含み」