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今日の為替市場ポイント:米金利見通しを巡って円売り抑制の可能性も


15日のドル・円は、東京市場では103円99銭から104円15銭まで反発。欧米市場では、104円13銭まで買われた後、103円61銭まで反落し、103円65銭で取引終了。本日16日のドル・円は、主に103円台で推移か。米国金利の先高観は台頭していないことから、リスク選好的な円売りは引き続き抑制される可能性がある。

今回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、金融政策の現状維持が決まる見込みだが、市場参加者の間ではFOMCスタッフが公表する経済、金利見通しに対する関心が高いようだ。新型コロナウイルス感染症予防に有効とされるワクチン接種が一部で始まっているが、ワクチン接種の拡大が経済に与える影響を現時点で見極めることは難しいため、市場参加者の間からは「ワクチン接種はFOMCの経済、金利見通しには反映されないだろう」との声が聞かれている。

ただ、「米連邦準備制度理事会(FRB)のガイダンスは、インフレや雇用拡大について、より明確になる」との見方も出ている。実質ゼロ金利政策は2023年末まで維持されるとの見通しは変わらないと想定されているが、マイナス金利が導入されることもないとみられており、FOMCの経済、金利見通しがドル売り材料になるとは限らない。

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