日経平均テクニカル:大幅に4日続伸、短期GC示現のほか遅行線は強気シグナル増大

6日の日経平均は4日続伸した。終値は2018年10月2日の戻り高値を上回って29年ぶりとなる高水準に駆け上がり、レンジ上放れが鮮明になった。ローソク足は昨日に続いて上下のヒゲが短い陽線を引いたほか。ともに上向きの5日線と25日線が短期ゴールデンクロス（GC）を示現し、強い上昇圧力を残して今週の取引を終えた格好。一目均衡表では日足ベースでも週足ベースでも、遅行線が強気シグナルを増大するとともに転換線と基準線が上向いて上昇継続を示唆。ボリンジャーバンド（25日ベース）では終値が+2σを上放れて上値拡張圧力の強さを窺わせている。東証1部の騰落レシオ（25日ベース）は94.40％と中立圏中央の100％を下回っているが、日経平均の直近4日の上昇幅が1348.10円と大きく、大勢上昇トレンドにあって短期急騰の反動安リスクが増している点には留意したい。



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