マザーズ先物見通し：続伸、 デジタル化銘柄が相場をけん引

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。5日の米国市場は、大統領選で民主党のバイデン候補が獲得選挙人数を拡大したため想定されていたよりも早く結果が判明するとの期待に寄り付きから上昇。FOMCでは、市場の予想通りゼロ金利や量的緩和の据え置きを発表、パウエル議長も一段とハト派姿勢を強めたため長期にわたり大規模緩和が維持されるとの見方も支援し終日堅調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは続伸。本日のマザーズ先物は米国市場が大幅続伸したことや、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では、デジタル庁創設の課題について、日本経済新聞の朝刊に掲載されており、全ての社会活動でデータ基盤を整備などが提言されていることから、引き続き、AIinside<4488>などデジタル化関連銘柄が強含みし、相場をけん引することが予想される。また、日足のチャートでは昨日に25日まで上昇しており、外部環境の改善によるリスクセンチメントの上昇などで、本日は25日線を抜けることが期待されている。本日の上値のメドは1280.0pt、下値のメドは1200.0ptとする。



＜FA＞