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米国株見通し:底堅い値動きか、追加対策の与野党合意に期待継続


(15時30分現在)
S&P500先物      3,432.88(+10.18)
ナスダック100先物  11,704.25(+54.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は50ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


19日の取引で主要3指数は弱含み。前日に反発したダウは再び下げに転じ、410ドル安の28195ドルで取引を終えた。 S&Pとナスダックも1%超下落し、市場心理の悪化を反映。前週末に発表された小売売上高などの経済指標から消費の拡大が示され、早期回復期待の買いが先行。新型コロナウイルスのワクチン開発への観測も買いを後押しした。ただ、追加経済対策に関する与野党協議の難航で早期実施は困難との観測が広がり、指数は下げに転じた。


本日は買い先行だが、追加対策の行方に左右される。ムニューシン財務長官とペロシ下院議長による協議が進展すれば、早期実施への期待が株価を押し上げる可能性はあろう。合意に達しない場合でも、大統領選前の実施への楽観的な見方から、大幅安は回避されよう。また、今晩発表の住宅着工件数など住宅関連指標は堅調な内容が見込まれ、関連セクターを中心に買いが強まりそうだ。個別銘柄では、決算発表のロッキード・マーチンやネットフリックスなどが注目される。




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