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日経VI:低下、円高傾向一服などで安心感広がり市場心理悪化せず


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比-0.70pt(下落率3.21%)の21.12ptと低下した。なお、高値は21.60pt、安値は21.04pt。昨日の米国株安にも関わらず、東京株式市場はやや買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは下落して始まった。その後、週末ということもありやや見送りムードが強まる中、外為市場で1ドル=107円80銭台と朝方に比べ10-20銭ほど円安・ドル高方向に振れ、このところの円高傾向が一服したことなどが安心感となり、日経225先物は底堅く推移。市場心理が悪化することはなく、日経VIは終日、前日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。



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