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マザーズ先物見通し:反落、デジタル化関連に期待


本日のマザーズ先物は反落が予想される。16日の米国市場はダウ平均は36.78ドル高の
28032.38ドル、ナスダックは139.86ポイント安の11050.47ポイントで取引を終了した。FOMCでのハト派姿勢を期待して、寄り付きから堅調に推移した。予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測で市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになると上げ幅を拡大した。しかし、パウエルFRB議長が会見で現行の資産購入規模が適切であるとし、「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示すと追加緩和期待が後退し、引けにかけては上げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落。本日のマザーズ先物は米ナスダックが反落したことや、軟調に推移したナイトセッションの流れを引き継ぎマイナス圏でのスタートが予想される。国内では、菅内閣が発足し、閣僚が会見を行ったが事前の報道内容と大差が無い内容となっている。なお、菅首相がデジタル化を全閣僚で推進するよう指示したことが明らかになっており、AI inside<4488>など電子化関連銘柄が相場を押し上げることが期待される。また、米アップルが新型のアップルウォッチを発表したが健康管理の機能が強化されており、医療関連銘柄が注目を集め先物を下支えすることが予想されている。本日の上値のメドは1177.0pt、下値のメドは1106.0ptとする。

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