エニグモ<3665>:1549円(-156円)
急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は11.3億円で前年同期比0.5%減益となった。計画は未公表であったが、第1四半期の同21.1%減に対して、5-7月期は同22.8%増益に転じている。ただ、EC化の追い風が期待される形から、株価は3月安値比で3倍強の水準にまで上昇していたため、短期的な出尽くし感にもつながる状況となっている。引き続き通期計画未定、無配計画であることもマイナスに捉えられる。


Hamee<3134>:2016円(-415円)
急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は4.2億円で前年同期比8.2%増益となった。据え置きの通期計画17.8億円、前期比1.9%増に対して順調なスタートになっている。ただ、EC販売やEC支援事業の拡大期待から業績の上振れ期待は高かったとみられ、株価も大幅な水準訂正が続いていた。第1四半期決算からは過度な上振れ期待が後退する形となり、処分売りの動きが優勢となっている。


日東網<3524>:1585円(+125円)
一時ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は1.8億円の黒字となり、前年同期比2.3億円の損益改善となっている。通期予想は8.5億円を据え置いているが、前期比では1億円の損益改善しか見込んでおらず、第1四半期の収益改善は想定以上との見方が優勢になっている。主力の定置網部門の売上高が増加したことが収益の押し上げにつながったもよう。


アジア投資<8518>:264円(+32円)
急伸。ベトナムで全土に28店を展開する商業銀行Vietnam Maritime Commercial Joint Stock Bank、並びに、アジアンマーケット企画との間で協力協定を締結したと発表している。日系その他のアジア企業に対するクロスボーダービジネスやベトナム企業とのM&Aニーズに関連する銀行サービスなどの資本提携機会の提供を行っていく方針のようだ。今後の経済成長が見込めるベトナム展開への期待につながっているもよう。


山王<3441>:1017円(-156円)
大幅に反落。21年7月期の営業損益予想を前期比21.8%減の1.40億円の黒字と発表している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済悪化の影響が続くと見込むほか、中国子会社の持分譲渡も影響する見通し。20年7月期の営業損益は1.79億円の黒字(前期実績3.44億円の赤字)で着地した。中国やフィリピンが落ち込む一方、国内では次世代通信規格5Gなど通信向け分野での受注拡大に努め、黒字に転換した。


DDS<3782>:288円(+17円)
大幅に反発。認証ソリューション「多要素認証基盤 EVE MA(イヴエムエー)」「万能認証基盤 Themis(テミス)」などの累計出荷本数が112万ライセンスに到達し、契約自治体数が382自治体になったと発表している。新型コロナウイルス感染防止のためにテレワークの導入が拡大しており、セキュリティ対策として確実に本人確認が行える生体認証を含む多要素認証の採用が増えているという。


サンバイオ<4592>:1792円(+300円)
ストップ高。再生細胞医薬品「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした米国でのフェーズ2b臨床試験の追加解析について、投与群の49%に改善が見られ、統計学的に有意な結果が出たと発表している。今回の結果を受け、次のSB623脳梗塞プログラムや脳出血プログラムの後期臨床試験の準備を開始した。また、21年1月期第2四半期累計(20年2-7月)の営業損益は25.70億円の赤字(前年同期実績23.85億円の赤字)で着地している。 <ST>

情報提供元:FISCO
記事名:「注目銘柄ダイジェスト(前場):Hamee、アジア投資、山王など