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9月1日のNY為替概況


 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円78銭から106円15銭まで上昇して引けた。米8月製造業PMI改定値が2019年1月来で最高となったほか、8月ISM製造業景況指数が予想を上回り2018年11月来の高水準となったため見通しが大きく改善し、ドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.2011ドルまで上昇後、1.1902ドルまで下落して引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の長期にわたる低金利維持を織り込むドル売りが続いたのち、予想を上回ったISM製造業を好感したドル買いが再燃したほか、欧州中央銀行(ECB)高官のユーロ高けん制ともとれる発言、域内の8月インフレが4年ぶりマイナスになったほかウイルス感染増加で金利先安感に伴うユーロ売りが再燃。

ユーロ・円は、127円08銭まで上昇後、126円14銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3477ドルから1.3356ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9054フランから0.9101フランまで上昇した。


    [経済指標]・米・8月製造業PMI改定値:53.1(予想:53.6、速報値:53.6)・米・8月ISM製造業景況指数:56.0(予想:54.8、7月:54.2)・米・7月建設支出:前月比+0.1%(予想:+1.0%、6月:−0.5%←-0.7%)


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