12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円01銭まで上昇後、106円69銭まで下落して引けた。米国の7月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため米債利回り上昇に伴うドル買いが継続した。追加財政策を巡る不透明感も存続する中、いずれ何らかの支援が得られるとの見方からリスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは、1.1762ドルから1.1816ドルまで上昇して引けた。域内の見通し改善やユーロ・ポンド絡みのユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は、125円76銭から126円21銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.3005ドルまで下落後、1.3060ドルまで反発も戻りは鈍かった。英国の4−6月期国内総生産(GDP)が過去最大に落ち込み英国経済も景気後退入りが確認されポンド売りに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9140フランから0.9097フランまで下落した。米国メディア企業によるスイス同業の買収絡みのフラン買いが強まった可能性もある。

 [経済指標]・米・7月消費者物価指数(CPI):前年比+1.0%(予想:+0.7%、6月:+0.6%)・米・7月消費者物価コア指数:前年比+1.6%(予想:+1.1%、6月:+1.2%)・米・7月消費者物価指数:前月比+0.6%(予想:+0.3%、6月:+0.6%)・米・7月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.2%、6月:+0.2%)・米・7月財政収支:‐630億ドル(予想:-900億ドル、19年7月:-1196.96億ドル)

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情報提供元:FISCO
記事名:「8月12日のNY為替概況